| 「ALIZ ワーム」は、本ワームが利用する Internet Explorer の脆弱性 (不適切な
MIME ヘッダーが原因で Internet Explorer が電子メールの添付ファイルを実行する
(MS01-020))は、9 月よりインターネット上で猛威を振るった Nimda ワームで使用されたものと同一のものです。
感染
ワームはOutlook、OutlookExpressの設定を利用し、Windowsのアドレス帳ファイルから抽出したメールアドレスに自身のコピーを添付したメールを送信します。ワームはメール送信以外にシステムの改変などは行いません。
ワームが送信するメールの内容は以下の通りです:
メール本文:"Peace."等
添付ファイル名:"WHATEVER.EXE"
InternetExplorerのセキュリティホールを利用しメールをプレビューしただけで活動を開始する「ダイレクトアクション活動」を実現しています。メールの添付ファイルが実行されなくともメールがプレビューされたりオープンされるだけでメールの添付ファイルが実行されワームが活動を開始します。
ワームは実行されるとWindowsのアドレス帳ファイルを検索してメールアドレスが登録されているかを調べます。アドレス帳にメールアドレスが登録されていた場合はそれを利用するメールクライアントがインストールされているものと判断し、メールユーザー名、パスワード、メールサーバーや各種SMTPの設定などメール送信に必要な情報を調べます。これらの情報が取得できなかった場合、ワームはメール送信が行えません。
メール送信に必要な情報を取得できた場合、Windowsのアドレス帳ファイル内に登録されているメールアドレスすべてに自身のコピーを添付したメールを送信します。
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