第1 日時 平成20年1月25日(金)午前10時30分〜午後0時10分
第2 出席者  竹内委員長、近森委員、西山委員
警察本部長、警務部長、交通部長、警備部長、生活安全部長、
情報通信部長、総務参事官、首席監察官、
組織犯罪対策参事官、刑事部参事官、総務課長ほか
第3 議事の概要
 1 委員長説示
   昨日警察学校で初任科教養を行った。高校卒の学生40名だったが、丸刈り頭の学生を見て、改めて大量退職、大量採用時代の現実を見た気がした。ベテランの方が次々と退職される中、この若者たちを一日も早く一人前に育てなくてはならない。治安を低下させないようしっかりと育成してほしい。
 2 審議事項
 (1)審査請求事案について
    平成15年9月に受理した県警察本部生活安全企画課など9所属の捜査費にかかる現金出納簿に関し、警察本部長が行った部分開示決定などに対する審査請求事案について、平成19年12月3日に受理した高知県公文書開示審査会の答申を踏まえ、裁決の方針などを審議した。
 (2)異議申立てに対する決定について
    警務部から、平成19年12月に受理した運転免許証更新時の行政処分(平成19年10月4日実施)に対する異議申立てに関し、これを棄却することとしたい旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。
 (3)交通規制の意思決定について
    交通部から、高知警察署管内における道路改良に伴う横断歩道・自転車横断帯の増設ほか8件及び高知南警察署管内における道路改良に伴う自転車の歩道通行部分の指定ほか5件の交通規制を実施したい旨説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。
 (4)運転免許の取消処分について
    交通部から、道路交通法の規定により、1名の運転免許証を取消したい旨説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。
 3 報告事項
 (1)県警ホームページのセッション数等について
    警務部から、平成19年6月からのセッション数や特徴などについて報告があった。
 委員から「セッション数も多く、県民の関心の高さがうかがえる。特に、連続発生の重要事件などについては県民への情報提供が重要であるから、犯罪情報の掲載については創意工夫し、必要な情報をタイムリーに提供できるよう努めてほしい」旨の発言があった。
 (2)改正遺失物法取扱い状況について
    警務部から、施行後1か月の受理状況や特異な取扱い事例などについて報告があった。
 委員から「施設占有者から毎週400点くらいの拾得物件が届出されているとの特異事例の報告があり、現在はこれを一点ごとにインターネットに登録していると聞き驚いている。今後は事務軽減を図るための方法を検討し、改善できるところは改善するように」との発言があった。
 (3)警察庁長官総合監察(留置管理業務の適正な実施状況)等の受監につ
   いて
    警務部から、平成20年1月28日及び29日の両日実施される警察庁長官総合監察の受監項目、受監要領等について報告があった。
 委員から「警察庁長官総合監察は年間何回行われているのか」との質問があり、警務部から「4半期ごと年4回行われる」との説明があった。
 (4)平成19年度第3四半期随時監察の実施結果について
    警務部から、平成19年11月28日から12月19日までの間、全所属において実施した随時監察の結果について報告があった。
 委員から「身上把握は大切だが、本音の話が聞ける工夫をしているか」との質問があり、警務部から「身上把握の担当者は、警部補、警部、警視と何段階かに分かれて順次チェックしていく方法で行っている。また、幹部会においても日頃一人一人の活動や行動を良く見ていくよう指導も行い、最近では日常の把握体制も定着してきた」旨の説明があった。
 (5)公文書非開示処分取消請求事件の判決について
    警務部から、平成19年11月29日に市民オンブズマン高知から高知地方裁判所に提訴され審理中であった公文書非開示処分取消請求事件について、平成20年1月22日、訴えを却下する旨の判決があったことの報告があった。
 (6)職員の処分について
    警務部から、1月24日に規律違反行為を理由に行った職員の処分1件について報告があった。
 (7)県警察に対する苦情の処理状況について
    警務部から、12月中の県警察あて苦情11件の処理状況について報告があった。
 (8)安全安心まちづくり条例への対応について
    生活安全部から、県、県教育委員会及び警察本部の3機関の共管条例として、平成19年4月1日に施行された「高知県犯罪のない安全安心まちづくり条例」への対応として、現在までの取組みや今後の取組みなどについて報告があった。
 委員から「条例が制定されて本年が初年度となる。3機関の連携を密にして実効あるものとしてほしい」旨の発言があった。
 (9)高知県の少年非行等の概況について
    生活安全部から、標記に関し平成14年から平成19年までの非行少年の区分別・年次別状況、刑法犯少年の学職別・年次別状況、区分別・年次別の非行率等について報告があった。
 委員から「高知県の少年非行は極めて憂慮すべき状況だと思う。背景になるものをしっかり検証し、減少させる対策を早期に行ってほしい」旨の発言があった。
 (10)変死体等取扱い状況について
    刑事部から、取扱体数の推移、従事警察官数、懸案事項、対策等について報告があった。
 委員から「現在も大変厳しい状況にあることが分かったが、当県は高齢化が年々進み、この傾向は今後ますます厳しくなるものと思う。犯罪を闇に葬らないよう、今後を見据えた体制作りと、検視能力の向上を図る教養に努めてほしい」旨の発言があった。