〈アユ最新情報〉

台風16号、18号の影響を受けて長期濁水が続く物部川。
8月以降今日までダム下流では友釣りが可能であった日数が僅か数日となっている。
特に9月になってからは一度の竿出しも出来ずにいたが、漸く昨日(9月21日)になって友釣りの入川者がありその結果、7尾の釣果があったとの報告を受けた。
濁りそのものは、9月22日現在でも友釣り漁場としては最下流に位置するヨコ瀬で、濁度27mg/L、透視度19cmと、まだまだ友釣りのコンディションには程遠いものの、昨日の結果からして友釣りの可能性が出てきたのでお知らせしたい。
9月21日には蔵福寺島、高川原川に入川してアカの状況やハミ跡の確認を行なったところ、予想以上にアカも付いており、ハミ跡も多かった。
尚、9月22日の下流水位は63cm(9/22 13:20 深渕)でほぼ平水位に近づいている。
濁水が発生して18日が経過する。
現在でも濁度81mg/L、透視度8cmと依然として濁り始めと同様に泥川の状況が続いている。
ダム下流のアユ漁は9月末日で一旦終了し、12月1日の落ちアユ漁解禁まで約2ヶ月が禁漁となる。
多分、残された9月の漁期もこの濁りでは期待が持てないと予想される。
アユ漁の再開のことも重要だが、むしろこの長期濁水が産卵期を控えたアユにどのような影響を及ぼすのかが心配のタネとなっている。
最近の調査によると、採捕されたアユは何も食べておらず内蔵も小さく萎縮して完全に栄養失調の状態となっている。
万一、栄養不足で産卵期になってもまともなアユ卵とならなかったら、来年は天然アユの遡上すら期待できないこととなる。
とりあえず漁協としてはこの長期濁水の原因究明を関係者と行なうとともに、産卵を控えたアユに長期濁水がどのような影響を与えるかについて調査しておくべきだと考えている。
◎特記事項
(1) 上流3ヶ所のダムが現在でも濁水状況にあるので、水況の速やかな好転は期待が薄い。
(2) ダム下流でのアユ漁(友釣り)については今月いっぱいほぼ絶望的と予想される。
(3) ダム上流の支流で濁りが取れてきた漁場もあるが、基本的にはアユの絶対量が少なくなっていることから余り期待は出来そうもない。
台風18号の影響は予想したより少なく大した増水には至らなかった。
しかし、台風16号による濁水は依然として続いており、今週末も友釣りの操業はできない。
操業開始の予想も来週にはいってとなる。
※釣行予定のある場合は必ず事前の水況照会が必要
8月下旬に入り、漸く水況も安定して友釣りの釣果も次第に上向きかけていたが、8月30日にやってきた台風16号の影響を大きく受けてしまった。
上流域の集中的な降雨で今年一番の出水となり、ひどい濁りを伴っている。
このためダム下流では当面の間、友釣りはできそうにない。
◎9月3日現在の水況と漁況予想。
1.水況
ダム下流(9月3日午前9時)
天候 晴 水量 杉田ダム放水量 96.7t/s(含発電水量) 水位 野市町深淵 100cm(平水位50cm) 水色 激しい濁り 水温 19℃
(1)杉田ダムからの放水が続き濁りもほとんど取れていない。
永瀬、吉野ダムとも全面的に濁水化しており、ダム湖に流入する一部の支流では今だ濁水が続いている状態となっている。
このためダム湖そのものの濁りが長引きそうな気配で、今後のアユ漁に不安な材料を残している。
(2)水位は次第に低下してきたが、再度降雨が上流で続き始めるとダムの貯水能力が残っていないので、ダム放水は避けられそうにもない。
2.漁況
(1)ダム上流
・水況が落ち着いてきた支流もある。
今回の出水前にダム上流の明改川に入川した玉ジャクリ操業者の話によると、アユはまだ相当に残っているとのことだ。
・9月1日から漁法制限区が開放されている。
特に安丸えん堤下流の制限区では出水前の魚影は濃く、今後に期待が持てそう。
(2)ダム下流
・友釣りについて言えば、濁りがきつく当面の操業は出来ない状況となっている。
漁の再開予想も来週にならないと出来ない。
水量は落ち着いてきたので濁りが取れれば入川は可能だが、アカはほとんど残っていないと思う。
・毛ばり釣りもこの濁りでは当面の間無理と思う。
特記事項
・とりあえずダム下流では今週末のアユ漁(友釣り漁)は不可能だ。
・水況の照会を必ず励行して釣行すること。
・下流の濁りは尋常ではない。
濁りが出始めて丸4日経つが、濁度250mg/L、透視度3cmでまるで泥の海である。
源流部で山の崩壊があっているようなので、今回の濁水は長引きそう。
加えて、下流では濁水の発生とともに水温も18℃前後まで低下する日もあるので、冷水病が懸念されている。
ダム下流の水況が漸く落ち着いてきた(^_^)v
友釣り可能な濁りとなって水位も“やや高水位”の状況にまで落ち着いてきた。
アカもそこそこ残っていて、一昨日あたりから蔵福寺、平松あたりでもボツボツ掛かり始めている。
週末から本格的に好転しそうだが、問題は台風16号の動きだ。
大出水になるとまた濁水化する可能性は高い。
漁況予想
◎ダム上流
濁りも次第に落ち着いてはきたが、アカはかなり飛んでいるようだ。
今後、出水がなければ3〜4日もすれば状況は上向くと思う。
玉ジャクリ漁は濁りが取れたらまた操業できる。
◎ダム下流
このまま水況が落ち着けば、来週あたりから各漁場で友釣りは上向くと思う。
ただ、台風で大増水すればしばらく友釣りは出来なくなる可能性が高い。
〔追記〕
○8月26日、石川瀬、蔵福寺島の釣果(11:00〜16:00)
魚体:16〜22cm(極端にやせてない)
尾数:32尾
台風15号に伴う増水で、ダム放水中の物部川下流漁場では予想通り次第に濁水化。
当面の間、友釣りでの入川が不可能となってしまった。
漁協事務所前(15:00現在) 濁度 64mg/L 透視度 9cm 水温 19.2℃ 杉田ダム放水量 179t/s 水位(野市町深淵) 1.3m
◎ダム下流で友釣り漁が可能となる予想日
(1) 濁水が上流3ヶ所のダムに満水のため、とりあえず週末の友釣りは不可能。
(2) 来週になれば濁りに関する予想が出来るようになると考えられるので、
来川を希望する場合は必ず照会すること!
台風15号の影響で四国地方に強雨!!
物部川上流も降雨で永瀬、杉田の両ダムが放水中。
永瀬ダム全放流量 143t/s
杉田ダム 〃 207t/s
野市町深淵水位 1.5m (平水位0.5m)
◎ 特記事項
1、8月18日11:00現在両ダムが放水中だが水色は友釣り可能な状況となっている。
但し、水位が高いので各漁場とも友釣りでの操業は不可能となっている。
2、今後、濁水化が極端に進行せず、アカとびにならない程度の放水で終われば、短期間で友釣り漁が楽しめるような状況をとりもどせそう。
今回のダム放水前は友釣りが好調に転じていたので、水況に留意して好機を逃がさない釣行が必要と思われる。
台風に伴う増水も落ち着きアカも次第に漁場全体に広がってきた。
このため、8月10日のHPで予想したとおり、ダム下流の友釣りが上向いてきた。
昨日(8/16)には戸板島橋周辺の漁場で3桁に近いアユが掛かるようになってきた。
魚体も40〜160gと幅があり、天然アユ特有のサイズのバラつきを見せている。
ただ、各漁場とも万遍なく掛かっているわけではないが、下流の平松あたりの漁場が上向いてきたので、多くの釣り人の受け入れがまもなく可能となりそう。
1.水況 8月17日 13:00現在
| ダム上流 | ダム下流 | |
| 天候 | 雨 | 雨 |
| 水量 | 降雨につき増水の可能性あり | 杉田ダム発電水量のみ(約40t/sec) |
| 水位 | 野市町深淵 0.66m(やや高水) | |
| 水色 | 濁りが増す可能性あり | 友釣り可能 |
| 水温 | 22℃ |
(1) 明日も強雨の予想があることから、増水の可能性は高い。
(現時点ではダム放水は無し)
(2) この川でダム放水が実施される時は、濁りが伴うことが多い。
2.漁況
(1) ダム上流
・台風10号の出水で一部河川ではアユが上流から降下したと考えられる状況がある。
このため、上韮生川では安丸えん堤下流、槙山川では佐岡放水口あたりの魚影が濃くなっていると考えられるので今後の釣行の参考となりそう。
・流芯部の一部はまだアカが付いていない漁場も多い。
(2) ダム下流
・ダム放水がない場合、ここ数日間は今期の最高コンディション(友釣り)となりそう。
・今週末には各漁場で友釣り漁が好調となりそう。
※追記
(1) 先日もお知らせしたが、この川では少々高水位の状況で来川するほうが友釣りでは良い釣果に恵まれることが多い。
漁協が不在の時は、下記へ水況を照会のこと。
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ただし、お釣りがないので丁度にお金を用意してくださいね。
台風10号に伴う増水と濁りが漸く落ち着いてきた。
また、今回の出水でアカとびが激しかった漁場でも次第にアカがつき始めてきた。
このため、本流の水が分流する蔵福寺島や石川瀬あたりでは、8月8日頃からボツボツ友釣りでもかかり始めている。
ただ、全面で掛かる状況ではなく残りアカの多い場所がポイントで、そこをおいかけて釣る状況だ。
毛ばり釣りは戸板島橋下流あたりでは入川者が増え出しているが本番までには至ってない。
網漁についてはまだ水位が高い状況だ。
◎ 8月10日現在の水況と漁況予想
1.水 況
(1) ダム上流
・天 候 晴
・水 量 永瀬ダム放流中 30t/s(AM8:00)
・水 色 支流により濁りあり
(2) ダム下流(AM9:00)
・天 候 晴
・水 量 杉田ダム放水量 74.2t/s(含発電水量)
・水 位 野市町深渕 91p (平水位は50cm〜60cm)
・水 色 友釣り可能
・水 温 町田堰 (20.3℃)
@ダム上流では連日夜間に局地的な降雨があっていて、濁りが急に出ることがある。
台風10号の出水後アカが十分についてない漁場もまだ多い。
Aダム下流については上流の降雨で連日小規模な水位変動があっている。
現在のところ高々水位の状況が続いている。
水色は友釣り可能だが問題はアカの状況だ。
ただ、水温も日中には20℃を越えて来ているので晴天が続けば急速にアカは付いてくると考えられる。
2.漁 況
(1) ダム上流
・水色が落ち着き水量が安定してきたら友釣りも好転すると思う。
・玉ジャクリ漁は濁りが取れたら期待は出来る。
(2) ダム下流
・台風10号の出水も漸くおさまって、アカの残った漁場では友釣りが可能となってきた。
水流が分流される蔵福寺島、高川原川、さんじゅう代あたりが明日頃から期待できそう。
・大出水は落ち着いてきたが、連日、局地的に降雨があり濁り水が流入することもあっている。
・8/9の友釣りで釣れたアユは大小バラバラで40g〜130g。
ただ極端に痩せたアユはいなかった。
・毛ばり釣りは今からが本番。
※ 特記事項
★ 物部川では水量が最大のポイントとなるので、今後降雨がなければ少し早いと思っても高水位の時期から入川することをお勧めしたい。
ただし、問題はアカつきのある場所をさがすこと。
8月1日からダム上流の玉ジャクリ、エサ釣り、網漁が解禁になったが、台風10号の影響で上流域は豪雨に見舞われ、8月1日以降物部川の本支流とも濁りを伴った大増水となっている。
このため、8月1日に解禁となった各漁法とも大半の漁場で操業が出来ない状況が続いている。
◎ 8月4日現在の水況と漁況予想
1.水 況
(1) ダム上流
・天 候 曇り時々小雨
・水 量 永瀬ダム本体より放水(各支流とも増水)
・水 色 濁りあり
(2) ダム下流(13:00現在)
・天 候 曇り時々雨
・水 量 杉田ダム放水量 127.3t/S(含発電水量)
・水 位 野市町深渕 130p (平水位は50cm〜60cm)
・水 色 濁りあり(透視度11cm)
@ダム上流では物部村槙山川の濁りが気がかりだ。
8月3日の巡視時にも濁りの原因が特定できないし、従前に比べて濁りが取れにくい状況が見受けられる。
いずれにせよ濁りに関する詳細な調査が必要と考えられる。
A明改川は出水後も順調に濁りが取れている。
2.漁 況
(1) ダム上流
・増水前の調査や釣り人からの情報によると、各河川とも予想以上にアユは残っている。
(要は、7月の解禁以降、漁獲されてないと言う方が正しいようだ。)
・第2陣放流(7月10日)を行なった槙山川の専用区については、昨年のようなエロモナス菌による大量死は現在のところ無い。
・各河川とも群化の傾向は依然として強く残っている。ただ、水温が上昇してきたことから冷水病は次第に小康状態になりつつあるように感じられる。
・大半の漁場が濁っていてアユの状況が把握できないが、今回の出水である程度は分散したことはまちがいない。
・玉ジャクリ漁が可能になるためにはもう少し透視が効く必要がある。
友釣りについては、アカ付きが条件となるので、晴天が続き始めても数日間は先になるだろう。
・今回の出水で下流に流下したアユも多いと考えられる。
特に、上韮生川の安丸えん堤下流や槙山川の佐岡あたりも水況が安定してくれば狙い目となる可能性はある。
(2) ダム下流
・水不足で苦しんだ下流漁場もとりあえず水は出た。ただ今年一番の出水で濁りもあることからアユの状況が掴めない。
・濁りについては、ダム湖の状況からして適当な押水となる降雨があれば比較的速やかに清澄化する可能性が高い。
来週中頃にはかなり濁りはとれると予想される。
・アユのエサとなるアカ(藻類)については出水規模からして相当にとんだと思ってまちがいはない。ただ、水温は高いので晴天が続けば早い時期にアカは付いて来るだろう。
・8月3日現在でも物部川橋上流では毛ばり釣りの操業者がいた。
・友釣りは来週になれば目途が立つと予想される。
来川時には必ず水況の照会が必要
7月20日 第3回目となる下流部の潜水調査を実施したので報告します。
◎ 調査結果
1.調査日 : 平成16年7月20日
2.調査区間 : 町田堰〜河口
3.調査結果
・河口から町田堰の間の実観察数から推定した生息数は約100万尾(5/31:160万尾)であった。
・当日の有効視界は2.0−2.5mであった。
・有効視界2mでの推定発見率50−70%(5/31調査)を用いる。
・上記の発見率で補正すると、実生息数は140−200万尾と推定される。
・河口から町田堰の間の水面面積は68万uであるため、生息密度は2.1−2.9尾/uとなる。
・漁期も中盤の7月下旬において、上記の密度を維持できているのは近年の高知県の河川では珍しい。
・しかし、5/31の調査で230−320万尾と推定されていたことと比較すると、個体数の減少は大きい(100万尾)。
・この理由として、@6月下旬の6号台風以降の減耗(冷水病)、A町田堰上流への遡上、B自然減耗が考えられる。
・町田堰上流(山田堰跡付近、根石付近)では魚体はほとんど見えないが、ハミ跡はかなり多い。近年にない数が遡上している可能性がある。
・サイズは4cm(1g)から22cm(120g)であった。主体は15cm以下の小型個体であり、それらが本格的に釣れ出すであろう8月中旬以降は、かなりの活況を呈する可能性がある。
・全体的な傾向として、専用区以外では深場(トロ)に多く、瀬はかなり少ない。専用区でも総体に深場が多い。
・調査時の水温は27℃(最高は29℃)であった。
・魚の警戒心が強い。
・なわばりアユの比率はかなり低い。ただし、専用区では相対に多い。
・網が入る場所は魚が少なくなっている。
・町田堰〜戸板島の間は魚がやせ気味で、動きもやや悪い。
いよいよダム下流の漁場が水不足となってきた。
最下流の杉田ダム放水量も20日夜には16t/Sとなっている。
杉田ダムからの放流水が減少して来ると流水の大半は2ヶ所の農業用取水堰で取水され、下流漁場は例年のように渇水化するのがこの川の特徴でもある。
一方、町田ぜき下流のアユは冷水病で相当にダメージを受けて当初の生息密度からはかなり減少しているようだ。(物部川橋から下流の密度は落ちている)
しかし、まだまだ平年と比較するとアユの密度はかなり高い。
このため、今後更に渇水化が進行すると、酸欠や魚病発生の懸念も十分のあり得るため、下流の水に関する協議を関係者の間でもっておく必要がありそうだ。
◎ 7月20日現在の水況と漁況予想
1.水 況
(1) ダム上流
・天 候 晴れ
・水 量 減水傾向
・水 色 清澄
(2) ダム下流
・天 候 晴れ
・水 量 杉田ダム放水量 16t/S(含発電水量)
・水 位 野市町深渕 22p (平水位の1/2水位)
・水 色 友釣り可能
・水 温 27.0℃ (日中の温度) ヨコ瀬
今後の水況予想
週間天気予報によると今後1週間は晴天マークとなっているので渇水は更に続くことが予想される。
2.漁 況
(1) ダム上流
ダム上流の本支流とも減水傾向が進んでいる。
物部村の槙山川では7月12日第2陣放流をしたこともあって、アユは良く見えているがあまり釣れてない。
ひと雨降って水が変化すれば、また掛かり出すと予想される。
上韮生川の安丸えん堤下流の友釣り、ぎじ釣り専用区では冷水病の症状のあるアユが非常に多いとの潜水調査の結果が報告されている。
水温も20℃を超えてきたのに依然として冷水病の影響が大きい。
(2) ダム下流
晴天続きで水量が減少してきたので水温は急激に上昇し始めてオトリアユがすぐに元気を失なう。
特に飼育池から持参してきたオトリアユは河川水温と池の水温に大差があるので上手な水温馴致が必要。
◎ 友釣り
戸板島の上下流、岡西、平松あたりに釣り人が多い。それなりに掛かっている。
一方、専用区の蔵福寺島や丗代あたりでも連日釣り人が絶えることがない。
専用区(蔵福寺島)を20日に潜水したが、アユは凄く多い。80g以上のアユも相当数見受けられる。
専用区では場所にあたれば人出の少ない平日であれば1日50匹位掛かっても不思議はない程にアユがいる。
ただ、高水温とアユの絶対量が多いことでアユが痩せてきた。
日中では泳がせて数が結構でているし、夕方少し水温が下がり始めるとごく浅い瀬でビックリする位の大型が掛かるので面白い。。
◎ 餌釣り
7月15日のエサ釣り解禁日には戸板島橋下流でエサ付けをやったが、結局はエサ付けは出来ないままとなってしまった。
◎ 毛ばり釣り
夕方から戸板島橋下流(東洋園芸食品前)あてりで竿が並んでいる。
7月1日にダム上流のアユ漁が解禁となった。
物部村の上韮生川、槙山川では予想どおりまずまずの釣果となったが、香北町の日ノ御子川は魚の成長も悪く、数も大したことはなかった。
ただ今年は、上韮生川の五王堂発電所放水口より上流で海産アユの放流を行ない、その後の調査でも残存・分散・成長の状況が良好で、解禁日に期待がもたれていたところ、予想どおりの釣果に恵まれほっとしている。
しかし、解禁後10日ほど経った現在ではダム上流のどの漁場でも一服の状態となっている。
また、最近では冷水病とおぼしきアユが川の中を流れるところも目撃されており、今後の漁模様は決して予断を許さない状況となっている。
尚、7月10日には槙山川(友釣り専用区)と日ノ御子川で第2陣のアユ放流を実施した。
一方、ダム下流は7月にはいっても比較的に安定した水量で推移していることから、網漁のコンディションとしては、適当とは言い難く、成績も今一つである。
反面、友釣りについては水況が次第に安定してきたこともあって、町田堰から下流のいずれの漁場でもそれなりの釣果となっていて、7月11日現在でも多くの釣り人で賑わっている。
◎ 7月12日現在の水況と漁況予想
1.水 況 (7月12日PM1:00現在)
(1) ダム上流
・天 候 曇り
・水 量 平水
・水 色 清澄
(2) ダム下流
・天 候 曇り
・水 量 杉田ダム放水量 29.6t/S(含発電水量)
・水 位 野市町深渕 50p (平水でどの漁場でも友釣り可能)
・水 色 友釣り可能
・水 温 22.8℃ (ヨコ瀬)
今後の水況予想
ダム上下流とも今後降雨が少なくなってくると水量は速やかに減少して来ると予想される。
2.漁 況
(1) ダム上流
A.物部村
7月10日槙山川の友釣り、ぎじ釣り専用区(日ノ出橋〜津々呂)に人工産アユ311s(約10,000尾)を第2陣として放流した。
昨年の第2陣の放流はエロモナス菌により大被害を受けたが、今回は今のところ順調な様子。
既述のように上韮生川や槙山川では冷水病とおぼしきアユが見つかっているので、決して楽観はできない。
ただ、水温も次第に上昇し始めているので、冷水病は小康状態を取り戻す可能性がある。
最近の情報では釣り荒れも激しいようで、大半が小振りのアユになっているとのことだ。
B.香北町
7月10日に日ノ御子川でも第2陣のアユ放流を実施した。
放流点は下流部に限定してある。放流量は人工産アユ180s(6,000尾)となっている。
(2) ダム下流
◎ 友釣り
・7月にはいりやや高水位で推移し、水色も安定したことが幸いしたのか友釣りの釣果はどの漁場でも比較的に安定している。
・サイズも次第に大きくなり80g〜90gのアユが安定して姿を見せるようになっている。3日ほど前には最下流の漁場でも100g超えのアユがかなり掛かっている。
・冷水病は今のところ小康状態となりつつあるようだ。
◎ 毛ばり釣り
・戸板島下流あたりで連日夕方から竿が並び始めている。
7月1日からダム上流のアユ漁と下流のアユ網漁(投網、なげ網)が解禁となる。
周知のとおりダム上流のアユ漁は全量を放流事業に依存しているが、平成14年度に湖産アユの導入禁止を決めて以降、人工産アユを主体とした放流を行なってきた。
今年も基本的には、人工産アユの放流が主体ではあるが、上韮生川の五王堂発電所放水口から上流では海産アユ(宮崎産)も一部放流してある。
解禁前の潜水調査では放流された人工産アユ・海産アユともに歩留まりは良好でサイズもそこそこに成長している。
ただ、放流アユの一部には群化がとけず、縄張り形成が少ないものもいる。
一方、ダム下流では台風6号の襲来までカワシオグサの流下が激しく、網漁の操業に支障をきたすと予想されていたが、増水で一挙に流されてしまったので、その点の心配はなくなったようだ。
ただ、水量そのものはダム放水が続いていることから、漁場によっては網漁の操業が困難な場所もありそう。
◎ 6月30日現在の水況と漁況予想
1.水 況 (6月30日PM2:00現在)
(1) ダム上流
・天 候 晴れ
・水 量 降雨のため高水位の漁場が多い
・水 色 いずれの漁場でも友づりが可能
(2) ダム下流
・天 候 晴れ
・水 量 杉田ダム放水量 90.7t/S(含発電水量)
・水 位 野市町深渕 1m (高高水位)
・水 色 濁度 8mg (6/30AM7:00土佐山田町緑地公園前)
透視度 45p (友づりは可能な水色)
・水 温 19.5℃ (6/30AM7:00土佐山田町緑地公園前)
今後の水況予想
ダム下流については、今後降雨がない限り放水量も減少し、濁りも次第にとれてくると思う。(現在でも友づりは可能な状況だが底濁りがまだある)
2.漁 況
(1) ダム上流(アユ解禁予想)
A.物部村
○ 槙山川(6月29日)
5月に2回に分けて放流したアユ(人工種苗)は歩留まりは依然としてまずまずで、桑の川合流点から船ヶ谷までの間約12kmに分散している。
しかし、6月21日の台風でアカがかなり飛んでしまい、場所によるむらが大きくなった。残りアカの状態を見た上で入川することをお勧めする。区間としては、平家の茶屋から宮の瀬堰堤の間が魚が多く、追いも良い。サイズは15〜20cmのものが中心だが、20cmを越えるものもぼつぼつ見える。アカが飛んだせいで痩せた魚も多い。
冷水病は今のところたいしたことはない。エラや吻端に奇形のあるものがやや目についた。
○ 上韮生川(6月29日)
安丸堰堤の下流では魚が濃いが、群れがとけていない。
サイズは10〜15p程度のものが多い。15〜20pクラスも2割程度はおり、20pを越える魚もけっこうな数確認できた。
冷水病は発症しているが、それほどひどくはない。
○ 明改川
河川産(土佐佐賀町伊与木川産)と人工産を放流してあるが、事前調査では放流点より上流に展開している割合が大きかった。
ただ、河川産アユの一部には放流サイズが極小のものもあって成長不良となっているものもある。
○ 楮佐古川
人工産と河川産(物部川下流で採捕した天然アユ)を混合放流してある。
B.香北町
○ 清爪周辺;永瀬ダム〜吉野ダムの間(6月18日)
白石〜日比原川の合流点付近の間で放流魚を確認できた。放流量がやや少ないため全体に魚影が薄いが、その中で比較的濃いのは新御在所橋の上流1q付近であった。新御在所橋から下流は魚影が極端に薄い。
縄張りを持った個体は皆無に等しく、今のところ群れが解けていない。
サイズは10〜15pが大半で15pを越えるものは少なかった。肥り具合も今ひとつ。
冷水病は今のところ発症していない。エラや吻端に奇形のあるものが目についた。
○ 日ノ御子川
放流は全量人工産アユ。放流上限は足谷橋だが各ポイントにうまく分散している。
ただ、サイズは小振りが中心。
〔特記事項〕
(1)楮佐古川と笹川では物部川下流で採捕した天然アユを汲み上げ放流してある。
(2)上韮生川の五王堂発電所放水口より上流では海産アユ(宮崎産)の放流を行なってある。
また海産アユの歩留まりや分散状況は良好で縄張り形成をしている個体も多い。
(2) ダム下流
6月21日から10日ほど続いた濁りもようやく薄まりだした。
水量も次第に減少し始めたのでこのまま降雨がなければ、短期間で友づりの適正水位になると予想される。
7月1日の網漁解禁は水位が高すぎるように思われる。
◎ 友釣り
水温上昇とアカづきが進むと、各漁場とも釣果は上向き始めると思う。
◎ 毛ばり釣り
物部川橋の上流右岸(親水公園前)では連日何人かが操業している。
〔特記事項〕
(1)今回の出水後も予想外にアユは痩せてない。
(2)冷水病は相変わらず確認できる。
6月21日に高知県に上陸した台風6号は県下に大量の降雨をもたらした。物部川上流の物部村の一部でも、降り始めからの総雨量が350mmに達した場所もある。
このため上韮生川や槇山川の物部川本支流は濁水化してしまい、三箇所のダムも濁水で満杯となっている。
台風通過後4日目となる6月24日現在でもダム下流の本流は泥水の状況が続いている。
今後、濁りを伴わない出水によって現在の濁水を押し流さない限りダム下流の濁水は長期化する可能性も高い。
◎ 6月24日現在の水況と漁況予想
1.水 況 (6月24日PM5:00現在)
・天 候 曇り
・水 量 杉田ダム放水量 69.6t/S(含発電水量)
・水 位 野市町深渕 80p
・水 色 濁りあり (友釣り不適)
(6/24AM7:30土佐山田町緑地公園:濁度50r/l 透視度12.5cm)
・水 温 19.4℃ (AM7:30緑地公園前)
(1)今後の水況予想
6/24午後から降雨の予想あり。
濁りを伴わない出水がダム上流であればダム湖の濁水は早い時期に軽減する可能性もある。
2.漁 況
◎ 友釣り
下流の各漁場とも濁りがきつすぎて友釣りには不適。
(1)友釣りが可能となる目途は現在のダム放水状況を考えると予想が困難。
ただ週末になれば予想ができるかもしれない。
(2)水量そのものは友釣りが可能。
(3)今回の出水でアカがとんだ漁場も多い。
(4)来川を希望する方は必ず事前に水況の確認が必要。
◎ 毛ばり釣り(ぎじ釣り)
濁水の発生後も物部川橋の上流周辺では毛ばり釣りでボツボツ釣れている。
○ 槙山川(6月10日)
5月に2回に分けて放流したアユ(人工種苗)は歩留まりも良く、桑の川合流点から船ヶ谷までの間約12kmに分散していた。 特に桑の川合流点から宮の瀬の堰堤までの約8kmの間は数も多い。
しかし、6月10日の調査時には群れアユがほとんどで、なわばりを持ったアユは全体の1割程度に過ぎなかった。 水温は17〜18℃となわばりを作るにはやや低かったため、解禁時にはもう少しなわばりの比率が高くなると考えられる。
サイズは10〜15cm程度のものが多いが、15〜20cmクラスも1割程度はおり、場所によっては20cmを越える個体も確認できた。 成長は順調と言える。
冷水病は今のところ発症していない。エラや吻端に奇形のあるものがやや目についた。
○ 上韮生川(6月10日)
5月に2回に分けて放流したアユ(宮崎海産・人工種苗)は槙山川同様歩留まりは良かった。 安丸堰堤の下流から久保沼井までの間全域(10.1km)でアユを確認できたが、最上流部は魚影が薄い。
調査時には群れアユがほとんどで、なわばりを持ったアユは全体の数%に過ぎなかった。 特に安丸の堰堤の上下は群れがほとんど解けていなかった。
サイズは10〜15cm程度のものが多いが、15〜20cmクラスも1割程度はおり、場所によっては20cmを越える個体も若干確認できた。
冷水病は今のところ発症していない。エラや吻端に奇形のあるものがやや目についた。
○ 清爪周辺;永瀬ダム〜吉野ダムの間(6月18日)
白石〜日比原川の合流点付近の間で放流魚を確認できた。放流量がやや少ないため全体に魚影が薄いが、その中で比較的濃いのは新御在所橋の上流約1km付近であった。新御在所橋から下流は魚影が極端に薄い。
なわばりを持った個体は皆無に等しく、今のところ群れが解けていない。
サイズは10〜15cmが大半で15cmを越えるものは少なかった。肥り具合も今ひとつ。
冷水病は今のところ発症していない。エラや吻端に奇形のあるものが目についた。
6月1日の他河川のアユ解禁に続いて、15日には梼原町や東津野村、更には仁淀川の支流でもアユ漁が解禁となった。それらの河川からは「三桁釣りをした」「水が少なくていかん」「魚が小さかった」等の情報が寄せられているが、それなりの釣果があったようだ。
一方、物部川ではそろそろひと水欲しい状況となっている。その最大の理由は、町田の統合堰より上流で繁茂していた緑藻(通称カワシオグサ)が堰下流へ流下し始めたのだ。アユや釣り針に掛かって、友釣りに支障をきたすようになっている。カワシオグサを洗い流してもらいたいと願っている。
ただ、出水が冷水病の進行につながる可能性も秘めており悩ましい限りである。
◎ 6月18日現在の水況と漁況予想
1.水 況(6月18日PM1:00現在)2.漁 況
天 候 曇り 水 量 杉田ダム放水量 26t/s (発電量のみ) 水 位 野市町深淵 44cm(ほぼ平水) 水 色 濁りなし(友釣り、毛ばり釣り可能) 水 温 19.4度(AM7:30) 今後の水況予想 台風6号の動きいかんによっては放水の可能性も十分ありうる。
台風の動向に注意!!
◎ 友釣り
全漁場で満遍なく釣れているわけではないが、解禁日以降どこかの漁場でそれなりに釣れている。
ただ、高川原川では安定した釣果となっていて、ボツボツ良型が混じりだしている。
記述のとおり、町田堰下流にカワシオグサが流下し始めているが、下に行くほどカワシオグサの流下量は少なくなっている。
一方、冷水病だが、安心が出来る状況にない。友釣りで釣れたアユにも冷水病の症状を持ったものが結構多い。また、当初ほとんど見受けられなかったトビが最近ではボツボツ姿を見せ始めて、アユらしき魚をくわえるところをごく最近も目撃した。
現在でも漁場によっては水勢の強い場所ではほとんどハミ跡が無いところもある。多分、冷水病の影響を受けていると思ってよい。
ただ、幸いなことには釣果が皆無の状況には無いので、このままの状況で何とか安定期を迎えたいものだ。
(1)戸板島、岡西あたりで120gサイズがボツボツ混じり始めている。
(2)来川する前には、水況の照会が不可欠。
◎ 毛ばり釣り
戸板島あたりで夕方から出漁者が多い。
それなりに釣れている。
ボツボツ良型(100g)が混じりだしている。
台風4号がやってきて6月11日の午後には室戸市附近に上陸した。
県下には300mm近い降水量の予想がなされていたので、増水や濁水の心配をしていたが、幸いなことに大した影響も無く若干の出水だけで水況にはさしたる変化は無い。
ただ、水位が若干上昇したのでかえって水況としては良くなったと言えるかもしれない。
◎ 6月12日現在の水況と漁況予想
1.水 況(6月12日AM10:00現在)
・天 候 曇り
・水 量 杉田ダム放水量 40t/s(発電水量のみ)
・水 位 野市町深渕 63cm(ほぼ適水位)
・水 色 濁りなし(友釣り、毛ばり釣り可能)
・水 温 19.3℃(AM7:30)
・今後の水況予想
(1)県下の週間予報によると、6月13日〜18日の間は、晴れと曇りとなっていることから、ダム放水等による増水は無いと予想される。
(2)午後には水温が20℃を越えている。このため、友釣りの釣果も午後から上向く場所が良くある。
(3)ここ数日の水況は友釣りには適水と言える。
(4)濁りの心配は今のところない。
2.漁 況
◎ 友釣り
小振りながら漁協事務所前の分流(通称:乞食川)では数が良く出ている。
良型は戸板島上流や柳ソで多く出ている。
釣果は各漁場で差はある。適当に漁場を組み合わせればゼロ釣果とはならないのが今の状況となっている。
(1)漁場によって釣果には差がある。この事の認識が大切!!
午前、午後でも釣果に差が出る。
(2)冷水病は制圧されていない。現在でも症状を呈した魚が現認でき、水勢の強い場所でのハミ跡は少ない。
ハミ跡だけ見たらアユは居ないと思われる漁場すらある。
(3)前述の乞食川では解禁当初から安定したハミ跡と釣果が認められる。
(4)戸板島橋上流では100gを越える良型が混じりだしている。
◎ 毛ばり釣り
(1)6月7日の午前から短期間ではあったが、ダム放水が行なわれたこの事で毛ばり釣りでの出漁者は少なくなっている。
ただ、町田堰下流では夕方の短時間に結構釣れている。
(2)6月12日あたりから釣り人は再び増えてきそうだ。
6月6日(日)、漁協主催の友釣り大会が町田堰から下流を競技会場として68人の参加者で開催された。
5月15日の解禁以降、連日のように釣り人が押しかけて釣り荒れもあったり、軽症ではあるものの、冷水病らしき症状が続いていることから、友釣り大会での結果が気になるところであった。
6月6日 ”やっぱり物部川友釣り大会”の結果
(1) 成 績
(競技時間:4時間)
優 勝 30匹 ヨコ瀬 準優勝 29匹 高川原川(こじき川) 第3位 21匹 さんじゅう代
下流のヨコ瀬周辺に入川した者の成績が平均して良かった
(2) アユのサイズ
・下流漁場は小振りが主体。上流漁場(戸板島、柳ソ)では良型が混じった。
大物賞は柳ソで出て、全長20.5p、体重75g。
ただ、今大会の大物賞は数日前に漁協で計量した同寸のアユと比較して目方が少な過ぎるようだ。
これについては、採捕場所の違いも原因として考えられるが、むしろ冷水病の影響を受けているのではと心配している。
(3) まとめ
・現在の河川状況と冷水病の状況を考えると、まずまずの成績で大会を終えた。
・尾数は総体的に下流漁場(ヨコ瀬周辺)で出た。反面、型は上流漁場が揃った。
・漁場によってかなり釣果に差が出た。特に物部川橋〜岡西岩場の間が大会では低調だった。
※(1)大会の参加者で午後から再入川した者もいたが、蔵福寺島あたりでは夕方までに約30匹をあげた者もいる。
(2)午後からの数時間で高川原川(こじき川)では小振りながら65匹を掛けた者もいた。
◎ 6月8日現在の水況と漁況予想
6月6日夜からの降雨で杉田ダムが放水開始(6月7日AM7:00から)
1.水 況(6月8日AM7:30現在)
・水 量 杉田ダム放水量 44.7t/s(含発電水量)
・水 位 野市町深渕 67cm(高水位)
・水 色 濁りなし(友釣り可能)
・水 温 19.4℃(事務所前)
・今後の水況予想
(1)深渕の水位が67pであるが、この水位はアユ漁では操業水位としてやや高水位となる。
(2)今後、上流でまとまった降雨が無い限り水量は早いペースで減水し、友釣りの適水位になって来ると予想される。
濁りの方だが、ダム湖自体に濁りが無いので、今のところ心配はいらない。
2.漁 況
今回の出水(6月7日ダム放水)が漁況にどう影響するかはわからないが、ともかく下流の水量は減少し始めていたことから、とりあえずは良かったと思う。
しかし、この出水を契機として冷水病の症状が進むかもしれないので、喜んでばかりではいられないのが今の物部川の現況だ。
一方、水温についてはようやくコンスタントに19℃台になってきた。
天然アユの友釣りには適水温に近づきつつあるものの、これとても水温変動が冷水病に影響を与えるかもしれない。
◎ 友釣り
(1)あと15pほど水位が低下すれば、水量としてはどの漁場でも操業は可能となりそう。
(2)釣果について言えば、前述の友釣り大会の成績からも判断できるように、漁場や時間で差が出てくると予想される。
(3)とりあえず、アユは今のところ沢山いるので、各漁場の組合せをやれば、それなりの釣果は期待できそう。
◎ 毛ばり釣り
(1)戸板島下流を中心に釣り人が多い。6月4日、夕方3時間で入れ喰いとなり、80匹ほどの釣果をあげる者もいた。
6月7日の出水までは夕方を中心に30人ほどが毛ばり釣りで入川して、それなりの釣果をあげている。
〔追 記〕
(1)6月6日、友釣り大会の釣果で冷水病の症状がある個体数を確認してみたが、10%弱程度であった。
(2)大会に参加した者からも衰弱したり、斃死して流れるアユの報告はなかった。
(3)流れるアユを狙う鳶も確認できなった。
(4)以上のことから判断して、現時点では冷水病が著しく進行してはいない様子である。
6月1日に第2陣のアユ解禁となった
結果はかなり釣果に差が出たようだが、安田川や四万十川上流では、それなりに釣れたとのことだ。
一方、5月15日の解禁以降、釣れたり、釣れざったりしたものの、多くの釣人でごった返した物部川も他河川の解禁でようやく静けさを取り戻している。
釣人も少なくなったので、この間に潜水調査行ない、最新版のアユの状況を検証してみたので、その結果を以下にお知らせしておく。
今回の調査も先回と同様に「河川生物調査コンサルタント」の高橋勇夫氏に依頼した。
◎ 統合堰(町田堰)から河口までの潜水観察記録(2004.5.31)
・河口から町田堰の間の実観察数から推定した生息数は約160万尾であった。
・当日の有効視界は1.5〜2.0mと悪く、水位も高かったことから、発見率(目視数/実生息数)はかなり低いと考えられる。
・ヨコ瀬のワンド(有効視界7m以上)での数回のテストの結果、有効視界2mでの発見率は50〜70%程度と推定された。
・上記の発見率で補正すると、実生息数は230〜322万尾と推定される。
・河口から町田堰の間の水面面積は68万であるため、生息密度は3.4〜4.7尾/uとなる。
・高知の河川で理想的と思われる密度は3尾/uであり(あくまで私見として)、今回の数字はそれを上回ってしまう。
・ただし、現在はかなり小さい個体も多数生息しており、それらは今後短期間のうちに自然減耗すると思われる。
・このような高密度は、県下では初めて見た。
・全体的な傾向として、瀬よりも淵やトロで生息密度が高い。
・サイズは10p以下のものが過半数を占めると思われる。最大は21cm(80g程度)であったが、数はごく少ない。
・縄張りアユの比率は極めて低い。ただし、竿を出しにくい場所では結構多い。
・釣人がしょっちゅう入る場所の密度は総体に低い。
・冷水病らしき魚は若干見られたが、(特にワンドに多い)、淵の緩流部などを精査しても死体は見当たらない。
・上記のことを勘案すると、現在釣れにくくなっているのは、冷水病の影響というよりも漁獲からの逃避と考えるべきであろう。
◎ 6月3日現在の水況と漁況
1.水 況
・水 量 杉田ダム発電放水量 32t/s
・水 位 野市町深渕 52cm(釣り適水位)
・水 色 正常
・水 温 最低 18℃
2.漁 況
他河川の解禁で釣人が少なくなり、アユも落ち着きを取り戻した様である。
6月2日には、上下流の各漁場ともそれなりの釣果(友釣り)があっている。
多い人で60匹、少ない人でも15匹となっている。
ただ、情報によると、水温が上昇する午後からが、順調に掛かったと言う人もあった。(例えばヨコ瀬では午後からの数時間で25匹)
釣れるサイズはまちまちだが、次第に良型が混じる割合が多くなっている。
戸板島上流では大きいもので20〜21p、70〜90g。平均15p、45g程度となっている。
最低水温がようやく18℃まで上昇してきた。これからアユも体力を取り戻すと考えられるので釣果もそれなりに上向く可能性はある。
H16.6.3 蔵福寺島
◎ まとめ
(1)潜水調査の記録からわかるように、とりあえずアユはいる。
平年の多い年でも遡上量は70万尾前後だから、今回の推定量約300万尾は放流をしていないことを考えると格段に多い遡上量と言って良いだろう。
(2)5月15日の解禁以降、連日のように多くの入川者があって、釣り荒れた面もあるが、少しアユを休ませてあげれば、再度釣人を楽しませてくれそうだ。
ただ、願わくば極端に減水してこない事を祈りたい。
(3)町田堰から下流のアユが過密状況となっているので、堰上流への汲み上げを再度検討してみたい。
堰上流を親アユの確保地として位置付けるためにも実行したいと考えている。
〔追 記〕
毛ばり釣りも小振りながら数は釣れている。
多分、水況が安定してくれば更に釣果上向くと予想できる。
5月25日付でお知らせした冷水病の件だが、本日(5月28日)町田ぜき〜河口までの8km区間を潜水調査してみたのでその結果をお知らせしておく。
◎ 潜水調査の結果
(1)全区間とも、絶対的な尾数は極端に減少してはいない。
(2)県庁堀等の深場でハミ跡が予想以上に多い。
(3)魚体サイズは総体的に小振り傾向だが、70gを越える魚も漁場によっては相当数確認できる。
(4)水勢の強い場所ではハミ跡が少ない場合が多い。ただし、場所によっては水勢の強い水深のある川底の石にもかなりのハミ跡をつけている。
(5)確認できるハミ跡は新しく、過去のハミ跡と見間違うことは殆どない。
(6)石につけられたハミ跡は結構良型アユを想像させるものが多い。
(7)衰弱して流れているようなアユは調査時に殆ど確認できなっかた。
(8)外観的に冷水病の症状を呈したアユを調査時には現認できなかった。
(9)へい死して滞留しているアユを現認できなかった。
(10)縄張りを形成しているアユは少ない。
〔特記事項〕
(1)5月28日、ヨコ瀬のワンド ― 水の清澄な場所 ― 最奥部で2割程度が冷水病の症状を呈していた。
ただ、症状が見受けられるアユの殆どが小型アユであった。
(2)ヨコ瀬の産卵場造成地下流の深場では水深のある川底にもハミ跡が見受けられた。
しかし、縄張りをもったアユは少なかった。
(3)数日前に検体(2尾)を検査に出してあったが、その結果が判明した。
やはり、冷水病菌が陽性だった。
◎ 5月28日の漁況
経日的に友釣りと毛ばり釣りの釣果が落ちてきている。
多分、冷水病の被害が拡大していると考えられる。
◎ 週末の漁況予想
5月28日の潜水調査結果と最近の漁況から判断して、冷水病の発生は最早疑いの無い事実と思われるが、へい死魚や衰弱して流下するアユの数が少ないことから症状としては初期段階と予想される。
一方、水況については、水量、水色とも問題はなく、水温も今シーズンに入って初めて19℃台にのってきたことから、今後水況が安定したままで推移すれば、友釣り、毛ばり釣りともまったく漁にならないことは無いと考えられる。◎ まとめ
アユが釣れなくなったから、“放流をすべき”とする意見もあるが、漁協の方針は変わらない。放流は考えていない。
冷水病の発生をみた段階での放流は無意味だし、魚がまったく居ない訳ではなく、体調の具合が悪いので活性が低下し釣れないのである。
幸いにも、他河川も6月1日には解禁日を迎えるので、この川のアユの体調が回復するまでの間は、他河川で時間を過ごしていただくようお願いしたい。
ただし、今後、冷水病でアユが壊滅的な状況となるようであれば、再度の検討を漁協として考えたい。
5月15日の解禁日から数日間は水況にこそ恵まれなかったものの、友釣りの釣果はそれなりにあっていた。
しかし、20日頃からあまりにも各漁場の釣果にムラがありすぎる。
気になっていたのは、出水後ある程度の時間が経過して水勢の強い場所の石にもアカがついてきたのに、ハミ跡が増えてこないことだ。4月下旬の潜水調査時の魚影を考えると全体的に魚影が減少しているとしか言いようがない。
一方水況はと言えば、ダム放水量も次第に減少し、ほぼ発電放水量(40t/s)のみとなり、水色も友釣り、毛ばり釣りのいずれにも大丈夫な状況に回復している。
水温も15℃後半から18℃近くまでと、日間でも相当に差がある。
これらの状況から判断して、冷水病を疑うのは当然だ。
この件について友釣りの常連に尋ねてみたが、、ほとんどの人の感覚は冷水病を疑っていない。
そこで、4月下旬から濁りのため実施できなかった潜水調査を本日(5/25)やってみた。
その結果
(1)各漁場とも、ハミ跡が水勢の強い場所に少なく、ヘチ寄りが主体となっている。
(水勢の強い場所でも、アカは十分に付いてきている。)
(2)下流部で2通りのアユがいる。
1つは肥えたアユ。一方は相当に痩せたアユで、痩せたアユの元気が今一つ無い。
(3)下流部のワンド部―この部分を漁協ではアユの病院という(冷水病のアユが良く見つかる場所だから)―で、10尾ほどの冷水病の症状が見受けられるアユが確認された。
(4)最下流部((海に近い場所)に大型アユが見うけられる。
(5)解禁以降、大型アユ(80gを超えるアユ)がほとんど釣れていないのに、80gを超えると考えられるハミ跡が予想以上に多い。
(6)弱くて下流に流下するアユや、それを狙うトビの群れはほとんど見受けられない。
〔潜水調査のの結果から予想されること〕
◎冷水病の被害が考えられる。その理由として
(1)ここ数日来の晴天で、冷水病の発症頻度が高いと言われる17〜18℃に水温が上昇し始めた。
(2)アユの大半が川の両岸に近いヘチ寄りで活動し始めて、澪筋にはほとんど魚影が見うけられなくなった。
(3)下流部で冷水病の状況を呈してきたアユが現認できた。
(4)外観的に極端に痩せたアユが見つかって、そのアユに元気がない。
(6)被害の程度は初期段階か・・・。
衰弱して流下するアユや、それを狙うトンビの数がほとんどいないことから、被害は初期段階と予想される。
〔今後のアユ漁の予想〕
1.物部川では水温が急激に上昇することはないので、冷水病が小康状態になるまでに若干の時間がかかりそう。ちなみに、例年小康状態になるのは梅雨明けである。
2.友釣りで入川したら、掛からない場所であまりネバらない。
(要はアユがいない場合が多い)
◎ まとめ
冷水病の発生があるとしたら、漁協としては大ショックだ。
しかし、考えようによっては天然アユだからこそ、4月下旬からの厳しい河川環境の中で今日まで耐え抜いてきてくれたと感謝するべきかも知れない。
4月下旬からダムの濁水は長期化しアカも飛んでしまい、エサにも不自由したはずだ。
ともかく、現時点ではアユが全部いなくなっている訳ではないので、これからもやるべきことや調査するべきことを着実にこなして、今後につなげていきたいと思っている。追記
1.5月25日に冷水病とおぼしきアユを専門機関に検査依頼したので、その結果も今後お知らせする。
2.毛ばり釣りでは、冷水病の被害とおぼしき状況はあまり見受けられず、比較的安定した釣果となっている。
朝から晴天で人出は解禁以降最高の250人が友釣りで入川した。
水量、水色とも状況は良くなってきたものの漁場によって釣果には相当に差が出ている。
釣り具メーカーの同好会がやったアユ大会では、午前中で田村堰45尾、戸板島橋上流の柳ソ36尾が最高。
総体的には5〜25尾だが、どうも釣れる場所はまだまだ限定されているように思える。
サイズについては場所によってバラバラだが、小振りが主流。今後、晴天が続けば更に水量も減少し、水温も上昇して、釣果は次第に上向くと思う。
ただ、ある程度の漁場移動も仕方ないと5月23日の結果が物語っている。
毛ばり釣りについては、夕方の短時間で10〜15尾程度。戸板島橋下流に人出が多い。
正午頃の各漁場(お昼ご飯にしたり、川から上がった人もいて、少し人が減ってきた)
戸板島橋より上流 蔵福寺島 岡西 平松
昨日は一日晴天が続いたので、ダム放水量はかなり減少すると予想されていたが、意外に水位が下がらず、5月22日AM11:20、99cm(観測点:深渕)で、適水時に比べて50cmほどの高水といえる。
濁りは友釣り、毛ばり釣りにとってまったく問題がないくらいに回復してきている。
ただ、水温が16.2℃(AM11:00蔵福寺島)と冷たく、天然アユを釣る条件としては適温とは言い難い。
それにもかかわらず、5月22日は土曜日ということもあってか、早朝から友釣りの操業者が高川原川、柳そ、戸板島、蔵福寺島、仁尾島、物部川橋下流、岡西、平松、ヨコ瀬等の各漁場に繰り出している。
友釣りでの釣果は漁場によって相当に差がある。午前中の2時間で、20尾前後を釣った人もいるし、殆ど掛からないと陸(オカ)でぼやいている人もいる。釣れているアユのサイズは、小振りが主体だが20cmに近いものも時々混じり出している。
あと30cm位でも水位が下がれば漁場はだいぶ広がり、狙い目も増えて来る。ただ水位は降雨さえなければ次第に減水するのは確実だ。
一方、晴天が数日続けば、水温も少々は上昇してくると思う。 [せめてあと2℃ほど上昇すれば掛かり具合は上向いて来るはずだ!]
5月22日午後の情報として友釣りで良く釣れているのが、戸板島、岡西、ヨコ瀬。しかし、その他の漁場も一応視野に入れておかないと、今の状況は刻々と変化すると思っておくべきだ。
このため、釣果の予想は現時点では不可能!
サイズについても、今年は天然アユだけで解禁を迎えていることを考えると、この時期にそんなに大きな魚を望むのは無理だ。(少なくても掛かったアユはオトリに殆どが使える。)ただし、最近ではぼつぼつ良型が混じり出した。
戸板島橋下流や仁尾島に釣り人が見受けられるが、いずれにせよ、水が高いので本番は減水するこれからだ。
釣果もまちまちだが、10〜80尾と場所や時間帯によってばらつきが表われている。
友釣りで掛かっているアユが総体的に小振りと言われる。しかし、4月下旬の潜水調査では、現時点で80〜100gになっていると予想されるサイズのアユが結構数多く確認されていることから、その魚達が何処かで皆さんを待っている確率は高い。
上流の降雨でダム放水が続き、下流漁場の水位が下がらない。
5月19日PM3:00現在でも深淵の水位は95cmと相変わらず高いため、操業できる漁場は限られる。
友釣りの入川者が多いのは蔵福寺島、岡西、平松となっているが、仁尾島やさんじゅう代でもボツボツ釣り人が見えている。
曇天続きで水温も低いため爆釣とまでは行かないが、5月19日には、2時間で20尾以上釣れている漁場もある。
しかし、総体的には天候と水温の回復待ちの状況といえる。
ただ次第に水勢のきつい漁場でも掛かりだしたことから、徐々にアカ付きが進んでいると予想される。
掛かりアユのサイズは極端に成長したとは言い難く、30〜40gサイズが主体。小振りアユが多いけれど、ほとんどがオトリとして使える。
ただ、場所によりいい型のアユも釣れている。岡西で20尾、60〜70g物が釣れている。物部川橋下流左岸でも70gサイズが釣れた。
毛ばり釣りは、戸板島橋下流、物部川橋上流あたりに入川者が多い。
5月17日には戸板島橋下流で100尾ほどを釣った人がいる。ただ、18日には同じ人が同じ場所で30尾とかなり差がある。水況によって釣果にかなりの差が出ているようである。
ともかく、遠くから来川する場合は、水況の確認が不可欠と思う。
5月16日午前より少雨が続いている。
午前9時現在、ダム下流の水位は平水より70cm位い高い。
このため、友づりが可能な漁場はごく一部に限定されている。(本流の分流する高川原川、蔵福寺島)など
今のところ友づりができる水色であることから、何人かは入川していてボツボツは掛かっている。
各ダムとも満水状況であることから今後、降雨量が増加してくれば放水量も連動して増えてきて、入川は無理な状態になる。
いずれにせよ、来川して操業できるか否かは今後のダム放水量にかかっている。
尚、杉田ダム等の放水情報(пjを以下にお知らせしておく。
088−844−0951
待望のダム下流のアユ漁が解禁となった。
あいにく、先日の降雨で13日午後よりダムの放水が続き、解禁当日も平水より50cm程度の高水位となってしまった。
今回の出水では、折角付き始めていたアカが再び飛んでしまった漁場もあったり、濁りは大したことはなかったものの水温は低く、友釣りのコンディションとしては恵水だとは言い難い。
この為、漁協も解禁当日の操業は友釣り、毛ばり釣りとも不可能と予想を出していたが、5月15日の朝には若干水位が低下したことから、急遽釣り人がやって来た。
その結果、友釣りは午前中40尾近い釣果が上がった漁場もある。特に平均的に釣れたのは、水量が少なく残りアカが多い蔵福寺島の周辺が好調で、だいたい1人20尾程度。
乞食川のあるポイントで、1人で50尾釣った人もいる。
毛ばりについては、物部川橋の上流や戸板島橋下流で良く釣れていて、多い人で50尾ほどを釣った人もいる。
友釣りの平均的サイズは15〜16cmで40gぐらい。
毛ばり釣りでは10cm程度のものが多かった。
今後降雨がないようであれば、水量が減り、水温が上昇してくると、何処でもそれなりに釣れるようになってくると予想される。
蔵福寺島での釣果