永瀬ダム下流の維持流量を求めて
(H.14年度広報誌より)
平成12年10月30日に高知県企業局主催の第1回意見交換会が猪野々公民館で開かれて以来、度々永瀬地区へ訪れることになりました。ただ、ふと思ったのは、この地区が“ナガセ”と呼ばれたのは長い瀬ではなく太古の昔より絶えることなく水量豊かに流れ続ける“永”遠の瀬と信じているに違いないといいう事です。
その流れをせき止めて昭和32年に完成した永瀬ダムの水によって、山田堰より下流6堰の水争いもなくなり、また発電された電力は高知県の経済発展へ大きく寄与してきました。
このダムがこのたび30年に一度の発電水利権の更新時期を迎えることになりましたが、ダム下流の維持流量を求める流域住民の声は波紋の様に広がり、物部村森林組合、香美森林組合、JA土佐香美、JA長岡、JA南国市、山田堰井筋土地改良区、l物部川土地改良区連合、流域市町村商工会、アクアリプルネットワーク、吉川村漁業協同組合、流域市町村の住民の方々により、高知県知事への陳情書に16,000余名の署名が集められ、今年2月には、橋本知事との話し合いの場を持つ事ができました。
16,000余名が永瀬ダムより下流へ行列を作ったとすれば、それは杉田ダム下流まで達したことでしょう。
魚の為にだけでなく、子どもや孫の為に、より良い河川環境をと願った私たち物部川漁協の思いに賛同していただき、本当にありがとうございました。
(川)