何でも相談室 相談例13

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言葉についての質問です


相談

 我が家の娘のことで相談があります。現在2歳10ヶ月になりましたがまだ上手にお話ができません。ただ単に話さないのなら遅いのかな?なんて思うのですが、娘は勝手に言葉を作り話したりします。勝手な言葉なのでこちらには何が言いたいのかさっぱり分からず、いつも考え込んでしまいます。未だ自分の名前も言えません。

 単語形式で話すことが多く、同じ月齢の子が例えば「xxxがほしい」というような会話文も今はしません。言葉もわかりやすいようにゆっくりとお話ししてあげてるのですが、違う捉え方をしたりします。言語障害なのかな?と最近考えるようになりました。

 今現在お話ししていて聞き取れるのは、ジュ−ス・うんち・おしっこ・かゆい・痛い・おいしい・きらい・くさいなど単語だけです。

 会話文は一つだけできます。私に対して「おいしいは?」と聞くのだけは今現在できます。今後どの様に会話していけばよいでしょうか?よろしくお願いします。



(尾木)

 尾木医院の尾木さおりです。お返事遅くなってすみません。

 まだ2歳10ヶ月ですから言葉がはっきりしなくても全く心配ありません。それよりも娘さんとの言葉ではないコミュニケーションを十分に楽しんで下さい。言葉を正確に言わせることはあまり気にしないで下さい。それでせっかくの会話がとぎれてしまう事があります。

 お母さんが丁寧にゆっくり話をすることも大事だと思いますが、普段に使っている話し言葉の方が意外と子どもにはわかりやすいものであったりするので、あまり意識なくてもよいでしょう。テンポのいい会話は楽しいですよね。

 私達は言葉で会話しているように思っていますが、実は言葉でない言語(ノンバーバル言語)が大人の会話でもコミュニケーション上で9割以上を占めていると言われています。

 ノンバーバル言語とは表情、声、しゃべり方、身振りなどのことを言います。赤ちゃんや小さい子ども達のコミュニケーションの手段はほとんどがこのノンバーバル言語です。

 子どもの言語の発達を豊かにしてあげるためには、このノンバーバル言語によく耳を傾け(注目して)、おかあさんも言葉を忘れて楽しく子どもとふれあうことです。

 すると子どもは大好きなお母さんともっともっと関わりたい、お母さんのまねしたいという気持ちが出てきて、もっともっと言葉が豊かになってきます。ぜひ試してみて下さい。

 ではまた、何かありましたらメール下さい。




(質問)

 さおり先生ご親切なお答えありがとうございます。ずっと気になって仕方なくて・・・。

 他のこと比べても仕方ないとわかりつつ、どうしても公園で遊んでいる同じぐらいのこや、娘のお友達と比べてしまうことがありました。頭では、他の子は他の子 自分の子は自分の子とわかってはいるんですがね。

 私の母の職場で娘と同じ歳のお子さんが居いるかたがいるのですが、そこの子は大人と普通に会話でき、親がおもしろくないと思うほどしゃべるようで・・・。我が家は私の両親と同居していますので、母が仕事から帰ってきては「言葉が遅い」と言われ続けているので私も「遅いんだな」なんて思うようになりました。

 まして、低出生体重児で生まれてきたので、その影響が・・・・なんて思うときもありました。が、さおり先生の、言葉ではなくノンバーバル言語でのコミュニケ−ションが大事と言う点は今まで全くしりませんでした。

 今後はあまり言葉にとらわれず、ノンバーバル言語を用いたコミュニケ−ションを心がけたいと思っています。また今後気になることがありましたら、是非相談させて下さい。

 少し胸の支えがとれ、楽になりました。ありがとうございました。



(尾木)

 言葉に限らず、子どもの発達を一番助けるのは「○○したい」という本人の意欲だと思います。その意欲は「うれしい、楽しい、おもしろい」など、幸せな気持ちの中から生まれてくるものだと思います。

 ですからお母さん、お父さんに愛され守られている安心感の中で楽しく過ごすことが、子どもの発達に一番重要なことだといえます。言葉に限らずいろいろと楽しく遊んでみて下さい。



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