何でも相談室 相談例5

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学校に行きたがらないのですが


相談

はじめまして、小2、3歳、1歳の男児の母です。
小2の子のことについて悩んでいます。

 保育園の頃も泣いてなかなか行けない子でしたが、1年生の2学期開始時も登校班でいけなくて学校まで車で送って行ってましたが、着いても車から降りれない。今でも時々 「学校行きたくないなぁ」といいます。行ってしまえば 何もなかったように 元気にしてるようなんですが家からなかなかはなれられないというか、私からはなれられないというか・・・。といっても家の中で私に甘えてくっついてくるってことないんです。いつもお父さんの膝の中にいて。

 人前になると私の手をさわってきたり 「一緒にだったら行ける」と言ったりします。家にいるときと人前と全然違うんです。

 私は「どうして行けんの?行きなさい」と言う気持ちがあります。もちろんそればっかりではなく心の中でどんな風に思っているんだろう・・・と考えたりもします。しかしもう3年生、「いってきまーす」といって元気に登校してほしいと思うんです。

 長男と次男が喧嘩をしているとついつい私は次男のかたをもってしまいます。主人はわりと長男にもよしよし、としているんですが、私は主人程長男にたいしてそういう風にしていないと思います。わかってはいるつもりなんですが・・・。

そういう私の態度を長男は感じ取っているのかなぁとおもったりもするんですが・・・。

「学校 行きたくないなぁ」といわれらと ドーンと気持ちが重くなります。

                          H・K



尾木

 はじめまして、院長の尾木さおりです。

 男の子ばかり三人ですか。さぞかしにぎやかでしょうね。お母さんの苦労がわかるような気がします。

 うちの5歳の息子も保育園に行くのがいやで、保育園の前で泣き出して大騒ぎになったことも何度かありました。しかし、保育園がおもしろくなってくると、だんだんいやがる回数が減ってきました。

 もっとも今でも時々いやがってますが。そのかわり、休みの日は一番に起きてみんなを起こします。単に家で親と遊ぶのが好きなんですよね。

 Kさんのところのお兄ちゃんも同じみたいですね。学校が嫌いなのではなく、お母さんの方が好きなんですよ。おうちにいるときはお母さんが忙しいのがわかっているので、とりあえずお父さんのところにいるのです。お母さんの期待に答えて、お母さんの気をひこうとしているんです。かしこいお兄ちゃんですね。

 けんかしているのを見ると、つい小さい方のかたを持ってしまいますよね。Kさんのおしゃるとおり、お兄ちゃんはそれが少し不満なんでしょう。子どもはお母さんのことはよくわかっていますよ。もう少しだけ、お兄ちゃんと遊んであげましょう。もう小学生だからなどとか言わない方がよいみたいです。お父さんにもどんどん手伝ってもらいましょう。特に下の二人の世話などを。

 すごく残念なことなんですが、男の子はすぐにお母さんとの遊びに飽きてしまいます。遊びが違いますからね。すぐに、学校や、お父さんとの遊びの方がよくなってしまうんです。いったん飽きてしまうとなかなか遊んでくれなくなります。勝手なもんですよね。

 Kさんの子育ては、基本的にまちがってないと私は思います。小2のお兄ちゃんは少し立ち止まってお母さんに、手を伸ばしているだけのような気がします。

 しっかりお母さんを卒業させてあげましょう。

 何か変化がありましたら、ご連絡下さい。どんなことでもいいですよ。



相談

 相談にのっていただき有り難うございました。

 3人共男の子で女の子がどんな風なのかわからないのでこんなものなのか、と生活していますが、でもまだ今からでしょう。まだ三男が1歳になったばかりの歩きかけなのでもっと体が動かせるようになったら 今よりもにぎやかになることまちがいないでしょう。

 怖いようでもあり 楽しみなようでもあります。

 尾木先生ところのお子さんも嫌がっていたのですね。色々なお母さんの話をきいてみると 「うちの子ばかりじやない」と思えるのかもしれませんね。あまり 外にでかけるのが好きじゃないほうなのでこういう時は損ですね。

 みているとどうも学校がいやなようではないんです。この前長男だけつれて病院にいった時があって、待ち時間が長かったのでその時、久しぶりに横からワイワイ、ガヤガヤとうるさい声もなく、長男と話ができたんです。家で話しててもすぐ下の子が何かいいかけて、ゆっくり会話をすると言うことがなかったので。

 学校のお昼休みの遊びのことや、掃除の時間、給食の時間、お友達のことを交えながら色々聞くことができました。長男も楽しそうに話してくれました。私も学校行って勉強しとるだけじゃなくそういう時間もあるんだ、と今になって知ることができました。とてもいい時間でした。家にいるとどうしてもまとわり(?)ついてくる子がいるので、たまには長男と二人ででかけてゆっくり話をする時間を持つのもいいかなぁ、と思っています。

 男の子はお母さんに飽きてしまうのですか。そうかもしれませんね。もうそろそろ、そういう時期になるのかな。かわいい、かわいい、で育ててきてもさみしいものですね、これだから男の子は。

 私の子育てが基本的にまちがってないとのこと、有り難うございます。この言葉を聞いて救われたように思います。学校に行けない、と涙する毎日「どう話してやればいいのか。」「どういう言葉なら受け止めてくれるのか。」、とても悩みました。なんとか行けるようになっても「本当にあれでよかったのか。」「長男は分かってくれたのか。」といつまでも私のなかでは「よしっ!」と思える自信がありませんでした。

 でも、今回尾木さんに相談してそういっていただけてすっと楽になった気がします。嬉しかったです。有り難うございました。

 3学期にはいり 長男の苦手な 縄跳びが体育の授業で行われるようになりました。

 できない、できない、といっていた日は決まって明日学校行きたくない、といっていましたが、休日一緒に縄跳びをして遊んでいると1回、2回ととべるようになり「明日、体育があるで先生にみせたげる!」とにこにこ笑顔をみせてくれるようになりました。私がつきあってやったのもあるかもしれませんが、長男ができないから練習しょうという気持ちをもったことも大事なことだと思いました。他のお友達はどんどん上手にとべますが、とべないなりにでも頑張って練習しよう、という長男の気持ちをよくみてやりたいと思ってます。

 また、お便りします。お話聞いてくださいね。



尾木

 尾木です。こんばんは。

 お手紙を読んで、Kさんが私が思っていたよりも、はるかにいいお母さんだったのに(失礼)驚きました。

 お子さんと二人でお話したそうですね。大事なことです。うちも忘れ気味かも。

 縄跳びの練習を一緒にしたとのこと。お子さんが自分からやる気を出して、お母さんが少しだけ手伝ってあげる。理想的な関係だと思います。

 またのお便りをお待ちしています。私たちのような仕事では、元気になったお母さんの声が一番の励みになります。


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