●FSC森林認証取得にあたって
当森林組合の管理エリア(旧大正町地域)は、戦後を中心としてスギ、ヒノキの植林が行われたが、近年木材価格は大きく下落しており、子や孫のために、未来の可能性を高めるためにと植えられたスギ・ヒノキは、健全な状態で次の世代に受け継いでいくことが非常に困難な状況となりつつあります。
このような状況を乗り越えていくために、大正町森林組合は、集成材工場・山元貯木場をつくるなどして、人工林の経済価値を高め、森林を再生するという努力を続けてきました。その活動の中で平成9年より大正町森林組合とコクヨグループが間伐材を利用して商品の事業提携を始めました。2006年コクヨグループが創業百周年を迎えるにあたり、グループの歴史は紙から始まり、その資源を森林に大きく依存してきたため、以前から日本の森林荒廃問題に着目し、森林再生につながる活動を進めてきました。森林の荒廃・それに伴い日本最後の清流と呼ばれる四万十川も、近年、環境の劣化が目立つようになり.古くから日本にあった山村の暮らしの知恵・里山の文化が失われつつある事に危機感を抱いていた。商品を通じて世の中に役立つだけでなく、山村と都市を結び資源循環で活性化を図ることができないか、そこに企業ならではのノウハウを投入できないか、そんな社会的責任のあり方を模索し、ひとつの提言として社会に投げかけたいという強い思いがあった。
そして双方のその思いを幾度となくぶつけ合い、他力本願ではないまさに“協働”で取り組むという姿勢が2006年4月に「結の森」を誕生させ美しく豊かな四万十の森と川を未来へ?いでいくために「FSCの森林認証」の取得を目指し新しい挑戦が始まった。
| コンセプト | 結(ゆい) |
| 人と人、人と自然の「つながり」を結い合わせ、つながりを連鎖させていくことによって、環境と経済の好循環を実現していく |
| 結の森 整備プログラム | 森・川・海の恵み商品化プログラム | 情報発信プログラム | |
| 基本方針 |
・人工林を主な整備対象とする ・泥土が四万十川に全く流れ込まない森をつくる ・愉しみながら学ぶことができる気持ち良い森をつくる |
・結のコンセプトと四万十川地域の自然や生活文化をもとにした商材の開発 ・商品開発だけでなく販売、流通のための体制整備をすすめる |
・四万十地域の人と人、人の自然のつながりをテーマとする ・人と自然の問題の背景を分かりやすく表現していく |
| 主な活動 内容 |
・結の森の設置と拡大・持続可能な森林管理の実践とFSC森林認証の取得 ・学校との連携による研究、教育の場としての活用 |
・地場産品、エコツアーの企画、販売、「結の森社( 仮称)」の設立 |
・WEB上での定期的な情報発信 ・各種メディアを通じた情報発信 |
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| 実施体制 | 森林ワーキンググループ | 商材開発ワーキンググループ | 情報発信ワーキンググループ |
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コクヨ‐四万十・結の森プロジェクト 運営協議会 幹事団体:コクヨグループ、大正町森林組合 構成団体:地域の各種団体または個人、四万十町、高知県など |
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運営協議会:関係者による合意形成、情報共有、進捗管理を行う場 結の森ホームページアドレス:http://www.kokuyo.co.jp/yui/ |
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